J&Jの主張に批判の嵐、ワクチンと血栓の関連めぐり
4月 20, 2021 17:17 Asia/Tokyo
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ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチン
米ヘルスケア大手企業ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンと血栓症の関連をめぐる懸念に対し、「血栓はすべてのワクチンで報告されている」という同社の声明が批判にさらされています。
米CNNによりますと、J&J製のワクチンについては、これまでに接種を受けた700万人あまりのうち、少なくとも7人がまれな脳血栓症を発症したとの報告がなされています。
EMA欧州医薬品庁が今月9日、J&J製ワクチンの接種後に起きた血栓症の事例を調査中だと発表したことに対し、J&Jは同日の声明で、脚注付きで「血小板の減少をともなう症例を含めた血栓症は、すべての新型ウイルスワクチンで報告されている」との認識を示しました。
脚注には参照先として、米コーネル大学医学部のウンジュ・リー博士らが今年2月の血液学専門誌に発表した論文が挙げられていますが、この論文は血栓症には言及していません。
J&Jは声明で、同じく少数のまれな脳血栓症が報告されている英アストラゼネカ製ワクチンに関する論文も参照していました。
ワクチンや感染症の専門家らは、J&Jの声明を「極めて無責任」として批判しています。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは先週、事情に詳しい関係者らの話として、J&Jが血栓の症例についての調査でファイザーとモデルナに協力を求めたが、両社は拒否し、アストラゼネカは協力に同意したとされる、と報じています。
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