過去10年間に世界で食糧品価格がこれまでになく高騰
6月 05, 2021 20:22 Asia/Tokyo
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食糧品
国連の報告に基づけば、世界では過去10年間に食糧品価格が、干ばつおよび基本食品のこれまでにない需要のために、毎年40%上昇しているということです。
米CNNはこのニュースを報じるとともに、「国連の統計によれば、4月から5月にかけての世界の平均食糧品価格は4.8%上昇しており、その率は過去10年間に例を見ない」としました。
FAO国際連合食糧農業機関のAbdolreza Abbassian上級委員は、世界的な食糧品価格高騰の原因について、中国でのトウモロコシのこれまでにない需要、ブラジルでの干ばつの継続、世界的な植物油・砂糖・豆類・穀類の需要上昇などを挙げました。
この報道は続けて、「米国の食糧品価格は昨年、新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、人々が必需品購入のため商店に殺到したことを受けて飛躍的に上昇した。この状態は、今年になっても普通には戻らず、4月の食糧品価格全体は昨年比で2.4%、野菜および果物の価格も3.3%上昇した」としました。
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