米アトランタでアジア系スパ連続銃撃、4人の殺害で実行犯に終身刑
7月 28, 2021 17:07 Asia/Tokyo
米ジョージア州アトランタ近郊のスパ3店で8人を射殺した罪に問われた男が27日火曜、同州チェロキー郡の裁判所で行われた公判で4人を殺害した罪を認め、終身刑を言い渡されました。
CNNによりますと、この事件のロバート・アーロン・ロング被告は、4件の殺人罪を含む23件について罪状を認め、仮釈放なしの終身刑4回と35年の禁錮を言い渡されました。
ロング被告は同州フルトン郡でも19件の罪で起訴されており、検察側は被害者の性別や人種を標的とするヘイトクライム(憎悪犯罪)だったとして死刑の求刑を予定しており、今後の裁判しだいでは死刑を言い渡される可能性もあります。
この事件は今年3月16日に発生したもので、ロング被告はアトランタ郊外のチェロキー郡にある同店と、アトランタの北東にある2店で銃撃を行い、数時間後に逮捕されていました。
殺害された被害者8人のうち6人はアジア系の女性となっており、この事件は全米で急増するアジア系米国人に対する人種差別や暴力の実態や、アジア系女性に対する蔑視感情を浮き彫りにした形となっています。
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