伊ローマでG20反対デモ
10月 31, 2021 20:10 Asia/Tokyo
イタリアの首都ローマで2日間にわたって開かれている主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に際し、数千人の人々が反資本主義や環境保護を訴えてデモ行進を行いました。
IRIB通信が31日日曜、伝えたところによりますと、G20サミットが開かれている30、31両日、イタリア市民がローマでデモを行いました。
デモ参加者のひとりは、「我々は自国でG20が開催されることに反対する。これらの国々は、世界の温室効果ガスの8割以上を排出している」と語りました。
こうした中、環境活動家数十名が、ローマ市内南部のサミット会場につながる通りで座り込みを行い、気候変動に対する速やかな対策の実施を求めました。
別のデモ参加者は、「我々がデモに参加したのは、ローマに来ているG20の首脳に自分たちの抗議の声を届け、地球を守り、気候変動や失業、貧困といった問題に真剣に取り組むため、動き出すよう伝えるためだ」と述べました。
このデモでは、一部のグループがパレスチナ市民を支持するスローガンを唱え、彼らの惨状に対し沈黙と無関心を続ける西側を非難しました。
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