アメリカの政治メディア、「日韓の核兵器製造の危険が拡大」
アメリカの政治メディア・ポリティコが、「日本と韓国は、トランプ氏の発言や北朝鮮の脅威により、核兵器を獲得しようとしている」と報じました。
ポリティコは、ジャーナリストのマイケル・クロウリーの記事として、「オバマ大統領は来週、アジアの国々を訪問するが、その中でも重要なのは、広島とこの町への原爆投下の歴史への視察だ」としました。
こうした中、アメリカとアジア諸国の高官は、アジア地域が核の危険な未来に入ろうとしていることを懸念しています。
このような状況は、核兵器の停止に関するオバマ大統領の公約を脅かしており、アジアにおける核兵器競争の開始につながる可能性があります。
北朝鮮は、自国の核兵器庫を拡大し、弾道ミサイルの性能を向上させようとしています。
中国も、核兵器庫を拡大、改良しています。
それ以上に重要なのは、アメリカ国防総省の戦争を計画する関係者が、日本と韓国が、初めて、核兵器の製造を検討する可能性があることを懸念していることです。
この日本と韓国の措置は、アメリカと韓国の情報機関が最近、“北朝鮮政府は現在、日本と韓国を射程圏内に含むミサイルに、小型核弾頭を搭載する能力を備えた”という結論を出したことと関係しています。
さらに、最近、日本の核兵器不保持に疑問を呈したトランプ氏の問題もあります。
トランプ氏は3月、アメリカのニューヨークタイムズのインタビューで、「北朝鮮が核兵器を保有しているのに、日本がこの兵器を保有してはならないのか?」と語りました。
オバマ大統領の中東における核競争という予想が、イランの核合意によって回避された今、突如アジアが、核の危機をはらむ地域となっています。
制裁や孤立の影響を受けていないように見える北朝鮮は、核活動の継続を主張しています。
最近の衛星写真は、北朝鮮が、5度目の核実験のための新たなトンネルを建設中であることを示しています。