12月 07, 2021 20:16 Asia/Tokyo
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ロヒンギャ族イスラム教徒らが、宗教的な少数派とされるこれらの人々に対する暴力の助長や、反ロヒンギャ感情の扇動を理由に、SNS大手フェイスブックを相手に集団訴訟を起こしました。

ファールス通信によりますと、ロヒンギャ族難民らは 米メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)を提訴し、1500億ドル(約17兆円)の損害賠償を請求しています。

原告らの提訴内容は、メタ社がミャンマーで暴力を助長するヘイトスピーチへの対策を講じなかったこと、フェイスブックがコンテンツを制限しなかったことなどが、ロヒンギャに対する暴力に拍車をかけ、結果として彼らが近年弾圧を受け国外移住を余儀なくされた、というものです。

ミャンマーでは、数十万人のロヒンギャ・イスラム教徒が、暴力のために政府軍と治安部隊によって家を追われ、現在、非常に不安定な状況でバングラデシュ国境に避難しています。

ミャンマー政府は、少数派であるロヒンギャ族を法的に市民とは見なしておらず、近年では組織的な暴力を通じて彼らを国外に追放しようとしています。

国連の調査によると、ミャンマーの軍隊と治安部隊による攻撃は「大量虐殺」を目的としており、この暴力の中で1万人以上が殺害されたということです。

 

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