バチカンで、恒例のクリスマスツリーが点灯
12月 11, 2021 20:17 Asia/Tokyo
キリスト教カトリックの総本山・バチカンのサンピエトロ広場で、クリスマスツリーが点灯されました。
フランス通信が11日土曜、報じたところによりますと、同広場で10日金曜、毎年恒例となっているクリスマスツリーの電飾の点灯式が行われ、新型コロナウイルスの世界的大流行が始まってから2度目のクリスマスシーズンが本格的に到来しました。
点火式は雨の中で行われ、サンピエトロ大聖堂を背に高さ28メートルのツリーが輝くと、傘を差したマスク姿の人々から歓声が上がりました。
このツリーは、スイスやオーストリア国境に近いイタリア北部アンダロから届いたものです。
同広場には、キリスト降誕の場面を再現した模型「プレゼピオ」も設置されています。
今年はペルーの芸術家たちが制作したとされ、アンデス山脈のコンドルやラマも登場しています。
なお、設置は来年1月9日までとされています。
サンピエトロ広場にツリーを飾る習慣は1982年に当時の教皇、故ヨハネ・パウロ2世が始めたものです。
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