英国内の難民状況について人権団体が批判
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英国内の難民状況
複数の人権団体が、英国内の難民キャンプの状況を悲惨で非人道的だとしました。
IRIB通信によりますと、イギリス刑務所監査センターは最新の報告書の中で、英仏海峡を渡って来た難民の保護状況を、特にイギリス入国後の子供の安全確保において「極めて劣悪」であると批判しました。
イギリスの反戦連合のメンバーであるクリス・ナインハム氏は、「米ブッシュ・英ブレア政権時代にアフガニスタンとイラクに侵攻した際、我々はこの戦争が悲劇、死、破壊、人々の大規模な難民化につながるだろうと警告した。いま現在も、戦争を仕掛けた米英政府は起こった悲劇に対して責任をとろうとしない」と述べました。
イギリス刑務所監査センターのチャーリー・テイラー代表は、「今年、親や付き添いのない大勢の子供をはじめとした難民たちが極めて劣悪な環境に置かれている」と続けます。
現在は、閉鎖された英軍基地が難民キャンプに転用されていますが、基地内で新型コロナウイルスに感染した難民たちは、人であふれた空間や自分たちの部屋で自主隔離するしかありません。
英赤十字の代表は、「この難民キャンプでは一部が虐待されたり、過酷な経験をしたりする。そのような問題が過ぎても、有刺鉄線の向こうでの生活は彼らにとって極めて苦痛だ。英国内にあるこのような難民キャンプは刑務所に似ている」と語ります。
アフリカからの難民は自国で安全上・経済上の問題に直面しており、よりよい環境を求めて、難民ブローカーのボートに乗り、大西洋や地中海の危険なルートを通って、ヨーロッパにたどり着こうと試みています。
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