英でオミクロン株が猛威ふるう；IRIBロンドン独自リポート

イギリスで、オミクロン株が猛威をふるい1日の新規感染者の記録が更新される中、新年が到来しました。

IRIB通信がイギリス・ロンドンから報じたところによりますと、オミクロン株が国内でも最も感染拡大している同市では、新年の伝統行事が中止になったものの、感染者は依然として増え続けています。

イギリスでは、過去1週間に新たに100万人超が感染し、感染者累計も1300万人を超えました。

同国の学術データは、オミクロン株が新型コロナウイルスのこれまでの変異株と比べて感染者の重症化が少ない可能性を示しています。

PHEイングランド公衆衛生庁は、「国内の約500万人はまだワクチンを接種していない」と発表しています。

イギリスでは、ワクチン接種反対派がこれまでに繰り返しデモを行い接種センターを襲撃しています。同国は連日の感染者数記録更新とともに年越しを迎え、子ども・新生児感染者の最多記録で新年が明けました。

同国の1日の感染者は現在およそ20万人に達し、保健当局者は年末年始の人の密集が感染者数を押し上げると懸念しています。

一方で政府は、諸政党の反対や経済的打撃の懸念から、都市封鎖や休業、経済活動の停止といった対策の実施を拒否しています。

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