米コロラド州の原野火災で1000戸超が焼失、3人が行方不明

米コロラド州郊外のボルダー郡で発生した原野火災で住宅1000戸以上が焼失し、3人が行方不明となっています。

米政治専門紙「ザ・ヒル」によりますと、安否不明の住民の家屋もこの原野火災で破壊され、3人は死亡した可能性があり、これら家屋は現在、降り積もった雪に覆われています。

2021年12月30日夜、例年になく乾燥した現地では、太陽に照らされた芝生に強風が吹き付け火災が発生し、山林火災に発展しこれにより1300エーカー（約5.26km2）が焼失したとされています。

現在、この山火事の原因について調査が進められており、電線が切れたことが、原因の可能性としてあげられています。

同郡のジョー・ペレー保安官は、「この火災の規模、スピード、強さからして、犠牲者が出ると思われる。それが数百人ではなく、たった3人というのは奇跡だと思う。100人の名前が載った行方不明リストがないというのは、とても好運なことだ」と語りました。

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