きょうから一部のイスラム諸国でラマザーン月が開始

一部のイスラム諸国は、２日土曜を今年のラマザーン月の初日としています。

国際通信イランプレスによりますと、カタール、サウジアラビア、パレスチナ、バーレーン、クウェート、シリア、ＵＡＥアラブ首長国連邦、イエメン、トルコ、アゼルバイジャン共和国は２日土曜をラマザーン月の初日とすると発表しました。

一方、ヨルダン、オマーンは２日をラマザーン月前月のシャアバーン月最後の日とし、３日日曜をラマザーン月初日としています。

イラク国営通信は１日金曜夜、同国シーア派の権威・スィースターニー師の事務所が３日日曜をラマザーン月初日とすると発表したと伝えました。

イランでは、複数の新月観測グループが、ラマザーン月の始まりを決める新月を観測するため国内各地に展開しています。

専門家の話では、月の位置からして、イランでは１日金曜の日没時に新月が観測される確率は極めて低いとされています。

イランで流通しているカレンダーでは、今のところ３日日曜がラマザーン月初日とされています。

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