Pars Today

在ウィーン国際機関ロシア代表部のウリヤノフ常駐代表は31日火曜、ロシア産石油に対する一部制裁行使に反応し、「わが国は、新しい石油顧客を見つける」としました。

欧州連合（ＥＵ）首脳会議のミシェル常任議長（大統領に相当）は３０日夕、ＥＵがロシア産石油の部分的な禁輸で合意したことを明らかにしました。

ミシェル氏はツイッターで「ロシアからの石油輸入の３分の２以上が直ちに対象となる。ロシアの戦争機構の大きな資金源を断つ」と表明しました。

ロシアによるウクライナでの特殊軍事作戦の開始により、ロシアと西側諸国の関係に暗雲が立ち込めたことから、アメリカはロシアからの燃料やエネルギーの輸入を禁止しており、ＥＵも、ロシア産石油、ガスへの依存度を減らそうとしています。

イルナー通信によりますと、ウリヤノフ代表は、欧州議会のウルスラ・フォン・デア・ライエン議長のツイートへの返答として、ツイッター上で、｢わが国は、自国産の原油の新しい顧客を見つける」としました。

欧州議会議長は30日月曜、「ＥＵが今年末までに、ロシアからの原油輸入量の90%以上を停止できるよう期待している」と語りました。

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