Pars Today
イランのザルガーミー文化遺産・伝統工芸・観光大臣は、「我が国には観光面での強みがあることを世界が認めている」と語りました。
ペルシア語で「タズヒーブ」と呼ばれる彩飾は、文学作品や歴史的文献といった書物によく用いられていた、イランの芸術の基礎ともいえる技術の 1 つです。イランの芸術家は長年、建築物、写本、器などの作品の芸術的装飾としてこの技術を用いてきました。
本日は、イラン北西部アルダビール州メシュギーンシャフル市に来ています。この美しい観光地区・メシュギーンシャフル市はサバラーン山があることから、夏でも冷涼で心地よい気候に恵まれています。
イラン北部マーザンダラーン州およびギーラーン州では、成人女性及び未成年の少女らにより、これらの地域独自の方形の図柄を中心的モチーフとした色鮮やな布・チャードルシャブが織られています。
イラン中部エスファハーンにおいて、観光週間に合わせて第13回観光・手工芸品国際展示会が開かれ、イラン人手工芸家の作品が展示されました。
日本の相川一俊駐イラン大使は、古代イランの陶芸「ラスター彩」を再現する岐阜県多治見市の幸兵衛窯を訪問しました。
今回ご覧いただくのは、テヘランにあるラサーム・アラブザーデ絨毯博物館です。1995年に設立されたこの博物館には、イランの著名な絨毯デザイナー、ラサーム・アラブザーデ氏の芸術による華々しい、そしてオリジナリティのある絨毯66点が展示されています。
イランでは、紡織が古い歴史を持つ由緒ある産業となっています。
エナメル細工(ペルシャ語ではミーナー・カーリー)は、装飾品や器の製造加工などで行われる工芸技術の1つです。
世界クラフト議会(WCC)のサアド・アルガドゥーミー議長が、「イラン北西部アルダビール州は、伝統工芸都市となるのに必要な可能性を有している」と語りました。