Pars Today
イランのオウジー石油相が、石油・ガス分野における自国への制裁は効果がないとしました。
西側諸国による対ロシア制裁措置にもかかわらず、ドイツがロシアからの石油輸入を増やしていることが、統計から明らかになりました。
OPEC・石油輸出国機構の増産に、イランが大きく貢献しています。
サウジアラビアとロシアによる原油の供給削減策を受け、来年の原油価格が1バレル107ドルに上る可能性が指摘されています。
国際情報サイト・ブルームバーグは、イランの石油およびガスコンデンセート輸出が2023年に入ってから54%増加し、8月には日量185万バレルを超えたと報じました。
ロイター通信が、イランの石油の生産・輸出が記録を更新した、と報じました。
米エネルギー省は、同国の戦略石油備蓄(SPR)が1000万バレル以上減少したことを発表しました。
サウジアラビアなどOPEC石油輸出国機構や、ロシアなどそれ以外の産油国を含むOPECプラスの加盟国の供給減少により、世界市場で原油価格が上昇しました。
データ分析企業ケプラーによると、世界最大の石油輸入国である中国は今年最初の7カ月で、日量およそ150万バレルのイラン産原油を輸入し、2013年以来最高となりました。
イランのオウジー石油大臣は、「わが国の石油生産量は日量320万バレル近くに達している」としました。