Pars Today
OPEC石油輸出国機構および、ロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の加盟国複数が1日月曜から、日量166万バレルの追加減産を開始しました。
OPEC石油輸出国機構は最新の報告の中で、今年1〜3月にかけてのイランの産油量が日量3万7000バレル増加したと公表しました。
OPEC石油輸出国機構加盟国やロシアなどその他の産油国でつくるOPECプラスの諸国が、石油の自主的な追加減産を発表したことで、日本がその最も大きな影響を受ける可能性が浮上しています。
イランのオウジー石油相は、OPECプラスが日量200万バレルの減産を決定したことについて、イラン、サウジアラビア、クウェート、イラク、ロシアといったOPECプラスのメンバー各国間で、減産をめぐってよい協調が生まれていると述べました。
OPEC石油輸出国機構および、これにロシアなどの非加盟産油国で構成されるOPECプラスが産油量削減を決定したことを受け、アメリカの財務長官は、この決定による結果と、米国内での現在の高いインフレ率について懸念を表明しました。
米金融系企業グループのゴールドマン・サックスが、OPEC石油輸出国機構などの減産により原油市場で今年供給が大幅に不足し、2024年4月までに原油価格が1バレル100ドルへ上昇する可能性がある、との予想を示しました。
日本政府が、OPEC石油輸出国機構とそれ以外の産油国で構成されるOPECプラスの一部の国が産油量の減産を決定したことで、原油価格の高止まりにつながりかねない、との考えを示しました。
OPEC石油輸出国機構および、これにロシアなどの非加盟産油国で構成されるOPECプラスが2日日曜、1日あたりの産油量を117万バレル削減すると表明しました。
IEA国際エネルギー機関は、イランの石油生産量が今年2月に2万バレル増の日量265万バレルに達したと発表しました。
OPEC石油輸出国機構が出す最新の月例報告によりますと、イラン産重油が先月、2ヶ月連続での値上がりを示したことが明らかになりました。