Pars Today
ジョンソン・イギリス首相が、人権機関の強い抗議をよそに、ルワンダへの難民の追放・移送計画の強行に固執しています。
ECHR欧州人権裁判所がルワンダへの難民移送の差止めを命じたにもかかわらず、イギリス政府はこの計画の実行を決意しています。
ハティーブザーデ・イラン外務省報道官が、「イギリスが難民を自国から追放しルワンダへ強制移送することはイギリス政府にとっての歴史的な汚名だ」と語りました。
イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記は、難民の国外移送というイギリスの物議を醸す計画に反応し、「イギリス政府のこの計画は、同国の国際的な責務への違反だ」としました。
カトリック教会全体の首長であるフランシスコ・ローマ教皇が、人々へ向けて「我々の行動は、自分たちが人種主義的であることを証明している」と述べました。
イギリス海軍が、英仏を隔てるイギリス(ドーバー)海峡をボートで渡ろうとしていた多数の違法難民らを逮捕、拘束しました。
ルワンダ虐殺事件は1994年、同国の2大部族の1つ・フツ族の出身である当時のハビャリマナ大統領の乗った専用機が首都キガリ付近で墜落した事故をきっかけに発生しました。