Pars Today
本日は、イラン北西部アルダビール州メシュギーンシャフル市に来ています。この美しい観光地区・メシュギーンシャフル市はサバラーン山があることから、夏でも冷涼で心地よい気候に恵まれています。
イラン文化遺産・観光・手工芸省のファーテミー国内観光局長が、「わが国は民族文化ツアーの集客において、世界3位となっている」としました。
イラン北西部・東アーザルバーイジャーン州には、アラスバーラーン山岳地帯が横たわっています。
イランの民族のひとつ・バフティヤーリー族は、ロル族の一支族として知られています。
遊牧民の人々は、自然の中で水や土に囲まれ、家畜やヒツジ、ヤギたちとたわむれながら、自然の子供としてのびのびと育ちます。
毎年、本格的な冬の到来を前に、イラン南西部イーラーム州の冬営地には、ハメダーン、ケルマーンシャー、ロレスターンなどの西部諸州からの遊牧民らおよそ2000世帯がやってきて、翌年の春までこの地域に滞在します。
イラン北西部アルダビール州のシャーフサヴァン族は、国内で3番目に規模の大きい部族とされ、毎年初秋にこのシーズンの移動を開始します。
イラン西部ザンジャーン州の遊牧民は毎年、同州ザンジャーン郡、マーフネシャーン郡、ターロム郡、イージルード郡などの夏営地と冬営地の間を移動し、シャーヘスーン族として知られています。
今回はイランのロル族の結婚式についてお話しいたしましょう。
今回も、前回の続きとして、イラン北西部・東アーザルバーイジャーン州の諸民族をご紹介してまいりましょう。