9月 13, 2022 20:40 Asia/Tokyo
  • 中国石油
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中国の石油需要が20年ぶりに減少する見通しであることがわかりました。

ロイター通信によりますと、世界最大のエネルギー消費国である中国の石油需要は、同国政府がとるゼロ・コロナ政策により、過去20年で初めて減少に転じました。

中国では建国記念日の10月1日から国慶節と呼ばれる連休に入りますが、今年は多くの人が突然の隔離対象とならないよう家に留まるものと思われます。

あるエネルギー・アナリストは、「ガソリン、ガスオイル、ジェット機燃料などの燃料需要は、一日あたり38万バレル減少し、今年中には日量809万バレルにまで減少する。これは2002年以来初めてのことだ」と述べました。

中国の今年1月から8月までの石油輸入量は4.7%減少し、2004年の同時期以来はじめての減少となりました。

また、8月末までの航空機国内線予約数は昨年同時期と比べて38.5%減少し、国慶節期間中の予約も昨年と比べて23.8%減少する見通しです。

 


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