10月 11, 2022 18:43 Asia/Tokyo

台湾の蔡英文総統は、「台湾は、中国との間の緊張拡大や戦争を求めていない」としました。

去る8月のペロシ米下院議長の台湾訪問、そしてその後の中国人民開放軍の大規模な軍医演習により、中国と台湾の間の緊張が激化しています。

ロイター通信によりますと、蔡英文総統は、地域での政治・軍事的動きの拡大に触れず、「台湾は中国との戦争を求めておらず、問題解消の最善策は対話であると考える」と語りました。

また、「軍事的対峙は、双方にとって決して良好な選択肢でなく、唯一台湾とその自由を尊重することのみで、台湾海峡における建設的な交流を再開できる、という事実を中国の政府高官に指摘する」と述べました。

台湾総統のこの表明の一方で、中国外務省の報道官は11日火曜、記者会見にて、台湾は中国の一部だと強調すると共に、「我々は、平和的な再連帯のための広い空間を作り出す意向があるものの、台湾の分離・独立派の活動のための空間は決して残さない」と語りました。

 


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