北朝鮮外務省が、岸田首相の弾道ミサイル発射非難に反発

北朝鮮外務省は声明を発表し、日本の岸田首相が北朝鮮による弾道ミサイル発射を非難したことについて「わが国のイメージに泥を塗ろうとしている」としました。

岸田首相は昨日までにASEAN・東南アジア諸国連合、G20サミット、APEC・アジア太平洋経済協力会議など各首脳会合に出席し、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返していることについて、「国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であり、看過できない」などと非難しました。

これに対し北朝鮮外務省傘下の日本研究所は、19日付けで声明を発表し、岸田首相の発言について「我が国のイメージに泥を塗ろうとする愚かなたくらみだ」と非難しました。

そして、自国のミサイル発射について、米国などに対抗する「国の防衛力を強化する措置」だとして正当性を訴えました。

そのうえで、今年9月や10月に行われた日米韓合同演習などを念頭に「我々を想定した演習に参加した日本が、国際的な会合で我が国を圧迫しようとした」と非難しました。

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