韓国で輸出減少、今後の経済状況悪化か

韓国の専門家らが、世界的な経済成長の鈍化により輸出が減少し海外貿易が停滞したことで、同国に内外の問題が発生しているとしました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、同国の11月の輸出額は、昨年比14％減の519億1000万ドル（約7兆1330億円）となりました。2桁を越える減少率は、同国が新型コロナウイルスの感染拡大に直面した2020年以来となります。

韓国は先月にも、輸出額が5.7%減少して2年ぶりのマイナスとなっていました。

記事はまた、「韓国は、世界的な燃料・エネルギーの価格高騰による輸出減少と輸入増加により、2008年の世界経済危機以来となる年間貿易額の落ち込みを経験することになった」と説明しました。

韓国のある通商産業経済専門家は、この件に関して懸念を示し、「今の状況は、ウクライナ危機の継続、主要国の金融引き締め政策、中国の経済成長鈍化といった海外情勢により、さらに悪化するだろう」と述べています。

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