2月 23, 2023 20:47 Asia/Tokyo

中国が、アメリカ国防総省上級幹部の台湾訪問を非難し、「中国は、アメリカと台湾の間の正式な交流や軍事協力に反対である」と強調しました。

 中国のこの表明が提起されたのは、米国防総省の中国担当高官トップであるマイケル・チェイス国防次官補代理が台湾を訪問した後のことです。

アメリカ国防総省報道官は、チェイス国防次官補代理の台湾訪問に直接触れず、「台湾に対するわが国の約束事や義務は変わっておらず、このことは地域における安定と平和の維持に寄与している」と語りました。

イルナー通信によりますと、中国国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は「他国の支援による中国からの分離独立という台湾政府の工作は失敗するだろう」と語りました。

中国は台湾を自らの不可分の領土とみなしていますが、アメリカは台湾に武器を売却する許可が得られていると主張しています。

中国外務省の汪文斌副報道官はこれに先立ち、「我々はアメリカに対し、台湾との一切の正式なやり取り・接触を停止し、台湾問題への干渉や、台湾海峡での新たな緊張や問題の扇動から手を引くよう求める」と表明していました。

 


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