習氏が国家主席に3選、プーチン氏が祝意

中国国家主席に３期目の選出を果たした習近平氏に対し、プーチン・ロシア大統領が祝意を表明しました。

フランス通信によりますと、中国全国人民代表大会（全人代･日本の国会に相当）は10日金曜、習近平氏を国家主席に選出し、同氏は異例の3期目に入りました。

これを受けてロシアのウラジーミル・プーチン大統領は祝意を表明するとともに、両国の関係強化を称えています。

ロシア大統領府が出した声明では、プーチン氏は習氏に対し「親愛なる友よ、再選に心からの祝意を表する」と述べた上で、「ロシアはあなたの、両国の関係強化と戦略的協力における個人的な貢献を高く評価している」と伝えました。

さらに、「協働していけば、多種多様な領域でロシア・中国の実り多き協力関係を確実に発展させていけると確信している。地域・国際レベルでの最重要課題において、連携して共同の取り組みを継続していく」との考えを示しました。

昨年２月２４日のウクライナでの特殊軍事作戦開始後、ロシアは西側諸国との関係が悪化しており、中国との関係強化を模索しています。

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