北朝鮮、党中央軍事委で「重大措置決定」

北朝鮮が、党中央軍事委員会にて「重大措置決定」を下しました。

韓国ヨンハプ通信によりますと、北朝鮮の朝鮮中央通信は１２日日曜、朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議が開かれ、「戦争抑止力」を攻勢的に活用するための措置が決定されたと報じました。

この会議には金正恩（キム・ジョンウン）党総書記が出席しました。

キム総書記は「あらゆる挑戦と難関を克服し、全面的な国家復興の偉業を進める今の戦いは人民軍隊がさらに前進的な激しい戦いで社会を先導していくことを要求している」と言及しました。

同通信はまた、「米国と南朝鮮（韓国）の戦争挑発策動に対処し、戦争抑止力をより効果的に行使して威力的に、攻勢的に活用するための重大な実践的措置が決定された」と強調しました。

もっとも、具体的な内容は公開していません。

今回の党中央軍事委員会では、１３日月曜から始まる韓米の合同軍事演習「フリーダムシールド（自由の盾、ＦＳ）」に対抗した武力示威などの措置を決めたとみられます。

また、この会議では「農村問題の解決」が主な課題として討議されたとされ、同通信は「農村振興と地方建設、社会主義建設を加速化させるための人民軍隊の活動方向や具体的任務などを決めた」と伝えました。

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