3月 28, 2023 20:45 Asia/Tokyo
  • 中国外務省の毛寧報道官
    中国外務省の毛寧報道官

中国が、核をめぐる緊張の高まりに反対する一方で、「核戦争に勝者は存在しない」と強調しました。

西側諸国はあらゆる手段を尽くしてロシアに対抗する行動を起こし、対ロシア制裁の行使と同時に最新鋭の兵器をウクライナに提供しています。しかし、アメリカによる対ロシア挑発行為は、核をめぐる緊張の激化を招きました。

イスナー通信によりますと、中国外務省の毛寧報道官は27日月曜、記者会見し「わが国は核保有国間の紛争発生のリスクを減らしたいと考えており、また核戦争においては誰も勝者とならないことを主張している」と述べています。

また、「去る1月、5 つの核保有国の指導者らは、核戦争が開始されるべきではなく、また核戦争では誰も勝者にはなれないとの共同声明を発表した。彼らは、核兵器保有国間の軍事紛争の戦略的リスクが削減されるべきであると述べた」としました。

西側諸国の反ロシア行動の増加を受けて、ロシアのプーチン大統領は今月25日、アメリカが以前から自らの同盟国の領内で行ったきたことと同様の措置に出て、ベラルーシ側の要請に応じ同国領内に戦術核兵器を配備すると発表しました。

 


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