南北の定時連絡に北朝鮮が3日連続で応じず、米韓合同演習実施と北朝鮮の人権状況非難の最中に

米韓合同軍事演習が実施され、また北朝鮮の人権状況が非難されている最中に、北朝鮮が３日連続で軍通信線を通じた南北の定時連絡に応じないままとなっています。

韓国ヨンハプ通信が韓国国防省の発表として報じたところによりますと、北朝鮮は現地時間の９日日曜午前９時、軍通信線での定時連絡に応答していません。

この状態は、今月７日午前から状態が続いています。

なお、北朝鮮が軍通信線の連絡に応答しない理由は確認されていません。

今回生じた状況について、韓国軍は技術的な問題と意図的な応答拒否のいずれかの可能性を念頭に状況を見守っています。

韓国側の見解では、意図的な応答拒否なら、韓国と米国の合同軍事演習や北朝鮮人権報告書公開などに対する反発の可能性がある、と見られています。

北朝鮮は常に、米韓合同軍事演習を地域の安定と安全のかく乱要因とみなしています。

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