中国、「米との関係改善は制裁解除が条件」

中国外務省の毛寧報道官が、「米国は、我が国に対する制裁を直ちに解除し、二国間対話の下地を整えるために具体的な措置を取るべきである」と述べました。

毛寧報道官は、22日月曜の記者会見において、自国の当局者や企業に対して行われている制裁が解除されるべきだと強調しながら、「米国は、一方で関係を築きたいとしながら、他方では、あらゆる手段を使って我が国を抑圧しコントロールしようとしている」と述べました。

アメリカのバイデン大統領は、先日閉幕したG7広島サミットの傍らで、中国との関係が改善されるべきだと語っていました。

ニュースサイト・ブルームバーグはこれ以前に、「バイデン政権は、中国へ会談要請を立て続けに送ることで同国との関係回復を図っている」と報じていましたが、米政府はその一方で、国家安全保障上の懸念を口実としながら、アメリカが特許を持つ技術を中国が利用することに関して制限を課しています。

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