中国外相、「米は世界不安定化の原因」

中国の王毅外相が、世界を不安定化させている最大の原因としてアメリカを名指ししました。

イルナー通信によりますと、王毅外相は11日金曜、訪問先のシンガポールにおいて、「米国が掲げる『公正な競争』という建前は、他の諸国に中国への一極主義的な行動を強いるとき、脇へ押しやられる」と述べました。

また、「米国は中国に対する行動により、自らが世界を不安定化させている最大の原因であることを示して見せている」としました。

その上で、「これらの行動は、米国政府への信頼を弱めるだけである。また、米国が今日、不安定化の最大の原因となっていることを、世界に証明してもいる」と指摘しました。

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