韓国最大野党代表が処理水放出批判、ユン政権にも矛先「日本に免罪符」

韓国最大野党が、福島原発の処理水放出を批判しました。

韓国ヨンハプ通信によりますと、同国の革新系最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン党代表は２４日木曜、韓国国会での緊急議員総会において、「（日本が）第２次世界大戦時に銃と刀で太平洋を蹂躙したとすれば、今度は放射能で人類全体を脅かす格好だ」と述べました。

また「国際社会の憂慮と反対にもかかわらず、日本は人類最悪の環境災害を選択した」と批判し、海洋放出を「国民の生命と安全を脅かす日本の暴走」とし改めて中止を求めました。

続けて「ユン・ソクヨル政権も環境災害のもう一方の主犯だという非難を免れない」と糾弾し、なすすべなく処理水放出を許したとしてユン政権を批判しています。

なお、同党が２３日水曜夜にソウルの国会議事堂付近で開催した、海洋放出に反対する「ろうそく集会」には党所属の国会議員のほか、職員や党員ら約１０００人が参加し、大雨の中、発光ダイオードのろうそくを手に放出計画の撤回を訴えました。

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