Pars Today

中国の李強首相は、世界の大国が衝突する新たな冷戦の可能性について警告しました。

今回の李首相の発言は、米国やその同盟国が東アジアで軍事演習などの挑発行為を行い、緊張を生み出している中でなされました。

ロイター通信によりますと、李首相は6日、ASEAN・東南アジア諸国連合に日中韓3カ国を加えた首脳会議で、「新たな冷戦を避けることは各国間の対立局面において重要である。各国は適切な方法で対立を解消しなければならない」と述べました。

ASEANは以前にも、大国間の対立について警告しており、今回の拡大首脳会議には、李首相のほかに、ハリス米副大統領、日本の岸田首相、韓国のユン大統領、インドのモディ首相らも出席します。

なお、バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は出席していません。