9月 10, 2023 19:44 Asia/Tokyo

インドネシアと米国は先月31日、他国に枠を広げた両国陸軍の演習「スーパー・ガルーダ・シールド2023」を開始しました。

報道各社によりますと、この合同軍事演習は先月31日から9月13日まで始まり、インドネシアの複数の箇所で開催されています。

今回の合同軍事演習の開催目的は、AS-RI間の主要な防衛パートナーシップを強化し、自由で開かれたインド太平洋地域を支援するための協力を前進させることとされています。

また、南シナ海で軍事拠点化を進める中国に注目し、離島防衛の強化をめざして水陸両用の訓練に軸足を置くことが強調されています。

インドネシア国軍の先月30日時点の発表では、今回は米インドネシアのほか、日英豪、シンガポールの計6カ国が部隊を派遣し、約6000人が加わっています。

今回の演習について、太平洋陸軍司令官チャールズ・フリン将軍は「この多国籍共同演習は、我々の集団的責務履行と思想の団結を示しており、安定し、安全かつより平和で、自由な、開かれたインド太平洋の創造を可能にするものである」と語りました。

スーパー・ガルーダ・シールドは、米国とインドネシアによる最大の年間軍事プログラムとされています。

 


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