May 06, 2024 15:26 Asia/Tokyo
  • 医科大学を卒業したイランの大学生たち(右)とテヘランのミーラードタワー(左)
    医科大学を卒業したイランの大学生たち(右)とテヘランのミーラードタワー(左)

ロシアのイラン専門家であるリュドミラ・アブディブワ氏は、「今日のイランは、通常であれば何世紀もかかる発展をイスラム革命後の数十年で成し遂げ、洋の東西を問わず手本となっている」と述べました。

イラン・イスラム革命初代最高指導者のホメイニー師や現最高指導者のハーメネイー師に関する著作を持つアブディブワ氏は、今回モスクワでイルナー通信のインタビューに応じました。

アブディブワ氏は、イスラム革命期にソ連外交官の妻としてイランに数年間滞在していました。彼女は「イランは独自の精神文化を持つ世界で最も秀でた国のひとつ」と語ります。

また、テヘランでロシア語を教えていた経歴を紹介し、「革命をまたぐ長い期間、イランで働いていた。イラン・イラク戦争も目撃した。だからこそ私は、近年のイランが目覚ましい発展を遂げたと言える。それは最高指導者や国民の努力の賜物だ」と語りました。

アブディブワ氏はまた、

「イランの歴史ある文化は、他の国では見当たらないような詩、建築、美術の宝庫である」

と語りました。

また、イランとロシアが世界の覇権主義に対して歩調を合わせて抵抗していることについて、「今の状況では、イランとロシアの関係を拡大する必要がある。両国には共通の見方や考え方がある」と述べました。

そして、「イランとロシアには、共通の文化・気質がある。両国民とも勤勉で、自国を最高のレベルまで高めていこうという気概にあふれている」としました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     


 

タグ