Pars Today

イラン外務省のキャンアーニー報道官が、アフガニスタン西部ヘラート州での地震により多数の同国国民が犠牲となったことは遺憾だとしながら、イランの近隣かつ友好的なイスラム国家である同国のタリバン政権に同情を示しました。

イルナー通信によりますと、キャンアーニー報道官は、今回のアフガニスタン地震の犠牲者遺族や被災者らに哀悼・見舞いを述べたうえで、負傷した人々の容態の早期回復を祈りながら、「イランは、親愛なるアフガニスタン国民に同情し、その傍らに寄り添う」としました。

アフガニスタンでは現地時間の７日土曜午前、マグニチュード6.3の大規模で強い地震が発生しました。

この地震の震源は同国北西部のヘラート市付近で、深さは10kmと推定されています。

最新の報道では、この地震による死者数は2000人以上とされています。

今回の地震の揺れは非常に強く、隣国のイラン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの一部でも感じられたということです。

イルナー通信によりますと、イラン北東部・南ホラーサーン州赤新月社のカーヴースィー主任は、昨日のアフガン北西部地震を受けて、この地震により多数のアフガン国民が死傷したことに対して遺憾の意を表明し、「完全装備の当州赤新月社の緊急対応チームがアフガンに派遣された」と表明しました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。