10月 17, 2023 20:56 Asia/Tokyo

韓国外交部のイム・スソク報道官が17日、東京の靖国神社で始まった秋季例大祭に合わせ岸田文雄首相が供物を奉納したことについて、深い失望と遺憾の意を表明しました。

靖国神社

 

韓国のヨンハプ通信によりますと、イム報道官は「政府は日本の過去の侵略戦争を美化し、戦争犯罪者を合祀する靖国神社に日本の責任ある指導者たちが再び供物を奉納したり参拝を繰り返したりしたことに深い失望と遺憾の意を表す」と述べました。

また、「日本の責任ある指導者たちが歴史を直視し、歴史に対する謙虚な省察と真摯(しんし)な反省を行動で示すことを促す」としながら、「秋季例大祭の期間、日本側の要人の参拝や供物の奉納を注視しながら対応していく」との方針を示しました。

岸田首相は2021年10月の就任後、靖国神社の参拝はせず、真榊を奉納しています。

今年の秋季例大祭に合わせては、新藤義孝経済再生担当相、高市早苗経済安全保障担当相、西村康稔経済産業相の閣僚3人が靖国神社を参拝しています。また、例大祭期間中に国会議員が集団で参拝する可能性もあり、韓国政府は関連動向を見極めてから正式に対応するとしています。

なお昨年は、外交部報道官論評を出して遺憾の意を表明していました。

 


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