Pars Today

バングラデシュ総選挙で、現職のハシナ首相が再選されました。

フランス通信によりますと、バングラデシュで7日日曜、総選挙が投開票され、シェイク・ハシナ・ワゼド首相（76）率いる与党・ALアワミ連盟が勝利し、ハシナ氏の通算5期目入りが確実となっています。

選挙管理委員会の広報は8日月曜未明、ALは300議席中、少なくとも4分の3に当たる220議席以上を獲得したことを明らかにしています。

また、ＡＬ勝利は既定路線だったため投票率は４０％程度と見込まれているということです。

主要野党のBNPバングラデシュ民族主義党は、これまでに党幹部ら約2万5000人が逮捕されたと主張し、総選挙は「見せ掛け」だとして、他の主要野党と共にボイコットを表明していました。

さらに、ＢＮＰはデモなど実力行使に訴えており、ＡＬとの対立が続くとみられ、政情悪化が懸念されます。

ハシナ氏はバングラデシュの経済成長を主導してきた一方で、政権による人権侵害や反政府運動への弾圧などを理由に根強い反発を受けています。

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