韓国で、元慰安婦支援団体施設の所長が自宅で死亡
6月 07, 2020 12:57 Asia/Tokyo
韓国の旧日本軍元慰安婦を支援する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)が元慰安婦のための施設として運営するソウル市麻浦区の「平和のわが家」の所長が6日、自宅で亡くなっているのが見つかりました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、同国京畿道の坡州警察署はこの件について7日日曜、「6日土曜午後、所長の知人が所長と連絡が取れないと警察に通報し、警察と消防当局が同日午後10時35分ごろに坡州市内の所長の自宅を確認したところ、トイレで亡くなっているのを発見した」と発表しました。
先月、元従軍慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんが記者会見を開いて正義連の運営を批判したことを機に、正義連や正義連前理事長の尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員を巡る疑惑が噴出し、複数の市民団体が尹氏らを検察に告発しました。検察は正義連事務所を家宅捜索するなど捜査を行っており、平和のわが家も先月家宅捜索を受けていました。
警察関係者は、「外部からの侵入の形跡がなく、今のところ他殺が疑われる点はないとみられる」と説明しています。
亡くなった所長は「最近、検察の家宅捜索でつらい」と周囲に話していたということです。
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