中国、ウイグル族弾圧否定 確認のため米国務長官に訪問招請
7月 16, 2020 20:49 Asia/Tokyo
中国外務省は16日木曜、同国は米国との第1段階貿易合意を堅持する方針だが、米政府の「いじめ」的措置には対抗措置を取ると警告した。
ロイター通信によりますと、中国外務省の華春瑩報道官は会見で、ウイグル族弾圧説を「今世紀最大の嘘」とし新彊ウイグル自治区で人権侵害がないことを確認してもらうためポンペオ米国務長官に訪問を招請すると表明し、「ポンペオ氏にウイグル族の友人を何人か紹介することもできる」と述べました。
米政府は、新彊ウイグル自治区でのウイグル族弾圧や香港国家安全維持法の制定を受けて中国に制裁措置を取っています。
華報道官はまた、トランプ政権が中国共産党員の米国への入国禁止を検討しているとの米紙ニューヨーク・タイムズの報道について、事実なら痛ましい話だとしました。
そして、米国の最近の一連の制裁が米中貿易合意に影響を与えるかとの質問には「われわれは常にコミットメントを実行するが、米国には中国を抑圧したりいじめたりする人がいることは知っている。独立した一国家として中国は米国のいじめ的行為に対応しなければならない。ノーと言い、対抗措置を取らなければならない」と発言し、「米国は中国がすることは全て脅威と考えていると、本当にそうなるだろう」と述べました。
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