インドが、日米豪との4カ国連合への参加に前向き
10月 05, 2020 20:48 Asia/Tokyo
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インドと日米豪の国旗
インド政府関係者が、日米豪との4カ国連合に加わる用意があることを表明しました。
インドの日刊紙「ヒンドゥスタン・タイムズ」は4日日曜、「インド政府関係者によるこの発表は、日米豪印による『四カ国連合』の安全保障外相会議に出席するわが国のジャイシャンカル外相の訪日を目前に行われた」と報じました。
インドはこれ以前に、この戦略対話の結成に正式に加わる意向はないとしていました。
インド政府関係者は、「わが国は、インド太平洋地域の法と秩序の維持を保証し、海上安全保障、サイバースペース、主要技術、インフラ、テロ対策、地域協力に関し共通の展望を持つ4大民主主義国(米国、オーストラリア、日本、インド)間の交流の正式化に異を唱えるものではない」と表明しました。
インドはさらに、日米も参加しての海上合同軍事演習というオーストラリアの呼びかけを求めています。
インド政府の発表によりますと、日米豪の責任者らは、政府首脳間の共同会議を開催することで合意したということです。
日本はこの数ヶ月間、Quad(クアッド)と呼ばれる日米豪印4カ国戦略対話を早期に結成するよう求めてきましたが、インドがこれに反対していました。
昨年開催されたこの4カ国の会合では、共同声明が出されず4カ国がそれぞれ独自の声明を出した形で終了していました。
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