中国が、パリ協定の効果的実施のためのG20の取り組みを強調
11月 23, 2020 15:11 Asia/Tokyo
中国の習近平国家主席は、「G20諸国には、気候変動に関するパリ協定を効果的に実施するための努力が必要だ」と強調しました。
イルナー通信によりますと、習国家主席は22日日曜夜、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)での演説の中で、「G20は気候変動への取り組みを主導し、国連の気候変動枠組条約のガイドラインに従い、パリ協定の完全かつ効果的な実施に取り組むまなければならない」と述べました。
中国・北京からこのオンライン会議で演説した習国家主席は、「我が国はその責務に対し、2030年までに二酸化炭素排出量を最大限に削減し、2060年までには二酸化炭素排出量をゼロにするという取り組みを尊重し、この計画を最後まで実施する」と語りました
そして、G20はクリーンエネルギーへの移行を徹底するべきだと強調し、「中国は、低炭素で安全、かつ効率的な最大のクリーンエネルギーシステムを立ち上げている」と述べました。
オンラインによるG20サミットは20日土曜、サウジアラビアのリヤドで開会しました。G20諸国全体で世界経済の85%、世界人口の3分の2を占めています。
米国は既に、パリ協定から正式に離脱しています。
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