北朝鮮が日本海に向け、弾道ミサイル2発を発射
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北朝鮮が日本海に向け、弾道ミサイル2発を発射
北朝鮮が25日午前7時過ぎ、日本海に向けて弾道ミサイルを2発発射しました。
ロイター通信によりますと、日本の防衛省は、ミサイルがいずれも約450キロ飛行し、排他的経済水域(EEZ)外に落下したとしました。北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは2020年3月以来約1年ぶりとなります。
北朝鮮は当時、「超大型放射砲(ロケット砲)」を発射したと主張しており、米バイデン政権の発足後、初の発射となりました。
日本政府は、国家安全保障会議を開いて対応を協議しました。
防衛省によれば、ミサイル2発は北朝鮮東岸の宣徳付近から東方向に発射され、従来から北朝鮮が保有しているスカッドミサイルの軌道より低い高度を飛行しました。
米CNNは、今回発射されたのが短距離や中距離ミサイルだったのか、あるいは大陸間弾道ミサイル(ICBM)のような長距離ミサイルだったのかは現時点で分かっておらず、米軍や情報機関は現在、ミサイルの種類や到達距離を突き止めるため、発射実験のデータ分析を行っていと伝えています。一方で韓国のヨンハプ通信は、ミサイルは射程と高度からロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の北朝鮮版と呼ばれる「KN23」の改良型、または戦術地対地ミサイル「ATACMS」の可能性があるとしています。
菅義偉首相は25日朝、北朝鮮からの弾道ミサイル発射について、「わが国と地域の平和と安全を脅かすもの。国連決議違反でもあり、厳重に抗議をし、強く非難をする」と述べました。
また、排他的経済水域(EEZ)の外の日本海に落下したことを確認したとし、「これまで以上に警戒監視を強める必要がある」と指摘したうえで、「米国や韓国をはじめ関係諸国と緊密に連携し、国民の命と平和な暮らしを断固として守り抜く決意だ」と強調しました。
日本政府は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議し、非難しました。
また韓国軍関係者も、「韓米の情報当局は地上で発射した短距離弾道ミサイルの可能性に重きを置いている」と説明しています。
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