インド首都の封鎖、コロナ感染者急増で1週間延長

インドの首都ニューデリーは、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、今月3日までの予定だった都市封鎖を1週間延長することを決定しました。

フランス通信によりますと、デリー首都圏のアルビンド・ケジリワル首相は1日、ツイッターでこの延長を明らかにしました。

人口2000万人のニューデリーでは現在、新規感染者の急増が続いています。保健・家族福祉省が1日に発表した統計によれば、ニューデリーの1日の新規感染者数は2万7000人、死者は375人でした。しかしウイルス検査の陽性率が約33%であることから、専門家らは、実際の感染者や死者は公式統計よりはるかに多いとみています。

市内の医療は逼迫し、ベッドや医薬品、酸素が不足しており、多くの患者が治療を受けられないまま病院外で死亡しています。

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