群れを離れた雄のゾウ、悠々自適に暮らす 中国・雲南省
6月 28, 2021 20:34 Asia/Tokyo
中国・雲南省を北上していたゾウの群れを離れて半月余りになるオス1頭は26日土曜現在、群れから53・3キロメートル北東の昆明市晋寧区双河イ族郷近くの森で活動しています。
中国・新華社通信によりますと、このゾウは10歳前後の雄で、撮影された動画では悠々と泥浴びを楽しみ、草をはみ、頭や尾を揺らすなど、孤独を気に掛ける様子はみられません。
シーサンパンナ国家級自然保護区管護局のエンジニアはこのゾウの行動について、本当に群れから離脱したのではなく、思春期の人間と同じように反抗期を迎えたのが原因とみています。
雄のゾウは6、7歳になると群れを離れて1頭で遊びに行くことがあるそうです。さらに成長すると数日から数カ月間にわたり単独で行動することもあるものの、また群れに戻るといいます。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ