米超党派議員が、IOCに北京五輪の延期や開催地変更を要求
7月 24, 2021 16:29 Asia/Tokyo
米議会の超党派議員らがIOC国際オリンピック委員会に対し、2022年の冬季五輪の延期と開催地の変更を求めました。
ロイター通信が23日金曜、米ワシントンから報じたところによりますと、上院民主党のジェフ・マークレイ氏や上院共和党のマルコ・ルビオ氏ら米議会の超党派議員らが同日、IOCに対し2022年の冬季五輪を延期し、開催地を中国の北京市から変更するよう要請しています。
また、「 米国は中国政府がウイグルなどイスラム少数民族を弾圧している」としており、議員らはその停止を求めました。
議員らはバッハIOC会長にあてた書簡の中で、「中国政府に行いを改めるようIOCが圧力をかけた具体的な形跡がみられない」と表明しています。
これらの議員は「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会」の委員で、「五輪を開催する国の政府の行動が、五輪によって集める国際的な注目の制約を受けないという悪しき前例をIOCは作ろうとしている」と訴えました。
さらに、東京五輪が新型コロナウイルスで開幕4カ月前に延期されたことに言及した上で、IOCには大会を延期する権限があると主張しています。
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