中国のお年寄りが手で編んだ北京五輪のブーケ
(last modified Sun, 30 Jan 2022 07:04:36 GMT )
1月 30, 2022 16:04 Asia/Tokyo

来月4日に開幕が迫った北京冬季五輪では、メダリストたちに同国のお年寄りが手編みしたブーケが贈られます。

AFP通信によりますと、このブーケは中国のお年寄りの女性を中心に約150人がこの3か月間、毛糸で丁寧にバラを編んでできたものです。手編みしたバラは4400本、1200束以上のブーケが完成しています。1束の完成には約35時間かかります。

80代のモウ・グォーインさんは「メダルをかけた選手がブーケを手にして、それを自分の国に持って帰る姿を見たら、私もとても誇らしく幸せな気持ちになるでしょう」と語りました。

毛糸のブーケが採用されたのは、生花と違って一生ものの記念の品になるからだということです。

モウさんたちは有名な手芸クラブのメンバーで、これまでにも慈善団体のために品質の高いセーターや靴下、スカーフや帽子、ドレスまでを手掛けては、貧しい人々に寄付してきたました。

「この年で五輪のプロジェクトに関われるのは、ありがたいことです。とてもうれしいし、幸せだと思います」とモウさんは語ります。

 


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