国連、北朝鮮をめぐり「危険な」行動の回避を呼びかけ

国連のステファン・ドゥジャリク報道官が、北朝鮮をめぐる「危険な｣行動を回避するよう呼びかけました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、ドゥジャリク報道官は6日月曜の定例会見で、直近の北朝鮮のミサイル発射と米韓の対応を踏まえて、この地域の現状についてコメントを求められ、北朝鮮による直近の弾道ミサイル発射実験に対抗する米韓のミサイル発射に関して、「国連はすべての当事者に朝鮮半島でのエスカレーションを避けるよう呼びかける」と述べています。

また、「我々は北朝鮮に対する立場を非常に明確にしてきた。ミサイル発射や様々なミサイル技術の開発は地域の緊張を高めるだけであり、最終的には、当事者全員が朝鮮半島に関する否定的な行動を避けることが非常に重要だと思う」と語りました。

さらに、北朝鮮情勢についてコメントし「我々はまた、当事者に対し、外交的関与を求める。なぜなら、外交だけが唯一の解決策であり、朝鮮半島の恒久的平和と完全な非核化への道だからだ」としています。

韓国政府は6日、韓国と米国は、北朝鮮が5日に短距離弾道ミサイルを発射したことへの対抗として、ミサイル計8発を発射したと発表しました。

昨今の北朝鮮の動向から、北朝鮮が核実験を実施するのではないかとの懸念が高まっています。

アメリカを初めとする西側諸国、および北朝鮮の近隣国である日本と韓国は常に、北朝鮮による弾道ミサイル・核実験を懸念しています。

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