国連:「ガザ地区で50万人以上が飢餓に直面」
8月 02, 2025 12:21 Asia/Tokyo
UNPFA国連人口基金が1日金曜、パレスチナ・ガザ地区の50万人以上が飢餓で死亡する危険にさらされていると強調しました。
UNPFAは「ガザ地区では、飢餓および保健・栄養サービスの崩壊により、妊婦、乳幼児、子どもたちが命を落としている」と表明しています。
一方、ガザの部族コミュニティも「アメリカの援助物資配給センターは流血に染まっており、我々は彼らとの交流を拒否する」とする声明を発表し、「ガザに搬入される援助物資はいずれの住民にも使われておらず、敵の行動と連携によって窃取されている」としました。また「我々は世界の自由なる人々に対し、ここガザに足を運び、毎日約90人のパレスチナ人が殉教しているという悲劇的な現実を実際に自分の目で確かめてもらうよう呼びかけている」と表明しています。
また、ガザ地区の医療支援責任者も「シオニスト占領政権イスラエルと共謀した盗賊が支援物資を盗み出しており、こうした中で飢餓により子どもたちの間で危険な慢性疾患が発生している」としました。