上川外相がベトナムを訪問

日本の上川外相が、ベトナムを訪問しています。

日本外務省の情報サイトによりますと、ベトナムを訪問中の上川外相は、ブイ・タイン・ソン・ベトナム外相と外相会談を行いました。

両外相は、幅広い分野における今後の二国間関係について意見交換しました。

ソン外相は「両国の外交関係樹立50周年である本年、日本とベトナムの関係を新たな高みに向けて促進すべく協力していきたい」と述べました。

これに対し、上川大臣も「この機会を捉え、両国の広範な戦略的パートナーシップを新たな高みに押し上げるべく連携していきたい」と述べました。

また、この12月の日ASEAN友好協力50周年特別首脳会議に向けた日本の考えを説明し、両外相で連携することで一致したほか、ミャンマー情勢についても意見交換し、引き続き協力して対応していくことを改めて確認しました。

加えて、パレスチナ・イスラエル戦争を受け、上川大臣は罪のない多数の市民に犠牲者が出ていることに心を痛めている」と述べ、両外相は国際社会として一致して当事者に最大限の自制を働きかけ、連携していくべき点で一致しました。

ベトナムは中国と関係が深い一方で、日本とも良好な関係を維持しています。

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