イラン観光相、「カタールW杯開催は、南部諸島に観光客を誘致する絶好の機会」
7月 02, 2022 16:05 Asia/Tokyo
イランのザルガーミー文化遺産・伝統工芸・観光大臣は、「2022年カタールW杯はイランにとって絶好の機会である」とし、「W杯の試合観戦のためカタールを訪問する外国人観光客をイラン南部ペルシャ湾にあるキーシュ島やゲシュム島で適宜受け入れることは、イラン恐怖症を解消することになるだろう」と強調しました。
2022年サッカーワールドカップ・カタール大会は、今年11月から12月18日まで、イランの近隣国カタールで開催される予定です。
イルナー通信によりますと、ザルガーミー大臣は、「キーシュ島やゲシュム島に、カタールW杯の観客を最大限に受け入れるための様々な適切な計画が立てられているが、アメリカを初めとする多くの国がこれに不満を抱いている」と語りました。
また、「敵は根拠のないニュース発信により、世界でイランに対する悪いイメージを広めることで、イランが観光客にとって安全な国ではなく、同国には観光客の安全確保に必要な能力はない、と公式に発表している」としています。