イラン国会議長、「戦争では結果にたどりつけないと米は認めている」
(last modified Thu, 21 Jul 2022 06:33:29 GMT )
7月 21, 2022 15:33 Asia/Tokyo

イラン国会のガーリーバーフ議長が、「米国は、戦争ではどのような結果にもたどりつけないという考えに到っている」と述べました。

イルナー通信によりますと、シリアのミグダード外相は20日水曜午前、ガーリーバーフ議長と会談しました。

ガーリーバーフ議長はこの会談で、「米国および抵抗戦線反対派は、戦争ではどのような結果にもたどりつけないという考えに到っている。そのために、諸国民に対しての経済制裁実施や圧力行使を優先に据えているのだ」と述べました。

続けて、「我が国への経済的圧力に対しては、2つの見方が存在する。第一は、相手に降伏するしかないというもので、第二は、これと戦い自身の立場を守ることができるというものだ。これまでの経験は、抵抗すること、人々への依拠、経済計画実施のための精緻な予定の組み立てが、唯一の救いの道であることを示している」と指摘しました。

そして、アメリカがイランに対する最大の圧力政策の失敗を認めていることに触れ、「諸国民や各国政府は、米国が世界の指導者などという考えを受け入れるべきではない」としました。

一方のミグダード外相も、イランとシリアに対するアメリカおよび西側諸国の行動を、倫理に外れた非人道的なものだとしました。

 


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