イラン南東部チャーバハール港、各国が利用できる多くの利点あり
(last modified Wed, 03 Aug 2022 09:47:18 GMT )
8月 03, 2022 18:47 Asia/Tokyo

イランが、同国南東部に位置し外洋につながるチャーバハール港の開発に莫大な投資を行ったことで、各国がこの港の可能性を利用できる土台が整っています。

イラン南東部スイースターンバルーチェスターン州にあるチャーバハール港はオマーン海に面し、インド洋という公海にアクセスでき、アジアからヨーロッパへの物資のトランジット輸送ルートにあること、また、西アジア地域での緊張や挑発から乖離し、安価なエネルギー源へのアクセスなどの利点を有していることから、地域・世界の経済において特別な位置付けにあります。

この港はまた、極東・南アジアや東南アジア諸国が、中央アジア及び、ロシア、コーカサス地域、ヨーロッパに迅速にアクセスできる安全で低コストな経路となっています。

インド、イラン、アフガニスタンは2016年、INSTC国際南北輸送回廊の敷設に向け、インド資本によるイランのチャーバハール港開発を中軸とした三者協定に署名しました。

イラン南東部にあるチャーバハール港は、オマーン湾とインド洋の沿岸に位置する、同国唯一の外洋に面した港です。

 


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